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仕事・AI

生成AIに仕事を渡す前に、参照資料と確認する箇所を決める

公開日:2026-10-30

目次
  1. 自社の手順は、依頼整理から内容確認まで
  2. 手順を置いたら、小さな入力で試す
  3. 新しい仕事を頼む前に、四つだけ書き出す
  4. AIへ渡す手順も、仕事の一部として整える

記事を書いてもらう。動画の台本を作ってもらう。講師業務で使う資料を整理してもらう。

生成AIを使う場面でも、仕事が違えば、読む資料も確認したいことも変わります。

自社では、こうした作業を進めるため、仕事ごとの手順と参照資料を整理し、AI用のスキルやプラグインにまとめています。スキルというのは、ここではAIに仕事の進め方を伝える手順書のようなものです。

私が整理しているのは、何を作ってもらうかに加え、何を参照し、どこで人が確認するかです。

自社の手順は、依頼整理から内容確認まで

自社のAI業務手順では、次の流れを整理しています。

  1. 依頼整理
  2. 参照資料
  3. 制作
  4. 内容確認

最初に、何を作る仕事なのかを整理します。次に、その仕事に必要な資料を用意し、制作へ進む。できたものを確認するところまで含めて、手順を考えています。

記事なら、元の発言や資料にない体験を足していないか。説明の順番や、数字・条件が合っているか。確認する内容が見えていれば、完成した文章を読むときにも、確かめる箇所がはっきりします。

AIに参照させる資料と、人が確認する箇所を、作業ごとに結んでおく。これも、AIを使う準備の一つです。

手順を置いたら、小さな入力で試す

自社用の手順を利用環境へ組み込むときには、配置や登録をしただけで終えず、実際に読み込めるか、入力に対して処理できるかも確認してきました。

実装記録には、登録した本文を読み戻して照合し、架空の入力を使って出力を確認したものがあります。別の利用環境でも、限定した範囲で読み込みと処理を確かめました。

この確認で分かるのは、その環境と入力で、どこまで動いたかです。自社のすべての仕事を自動化できた、という意味にはなりません。

何を試し、どこまでは確かめられたかを残しておくと、次に別の仕事へ使うときにも、改めて確認するところを選べます。

新しい仕事を頼む前に、四つだけ書き出す

これからAIに任せたい作業があるなら、次の四つを書いてみると、依頼の内容を具体的にできます。

項目 書いておくこと
作ってほしいもの 記事、資料、手順書など、今回受け取りたいもの
参照する資料 元の原稿、確認済みの事実、守りたい条件など
自分が決めること 採用する内容や方針など、人が判断する部分
出来上がりで確かめること 元資料との一致、必要な内容の有無、実際に使える形かなど

最初から大きな仕事にせず、一つの作業で試してみる。返ってきたものを読んで、資料が足りなかったのか、依頼が曖昧だったのか、確認の仕方を変えたいのかを見ます。

その結果を、次に使う手順へ戻していきます。

AIへ渡す手順も、仕事の一部として整える

自社では、業務の切り分け、要件と参照資料の整理、AIを使う手順の設計、制作・組込み・内容確認を進めてきました。

AI用のスキルやプラグインは、その作業をまとめたものです。使うツールが増えても、何を任せ、何を確かめるかが曖昧なら、依頼のたびに考え直すことになります。

次にAIへ頼む仕事を一つ選び、その仕事で読んでほしい資料と、自分が確認したい箇所を並べてみてください。そこから、用意したい手順が見えてきます。

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